Crosstalk
3つの現場で「地域の水」を支える若手フィールドエンジニアが語る、仕事への想い
入社後のリアル、全部聞いてみた|新卒入社3名クロストーク
概要
水ingAMのフィールドエンジニアとして、浄水場・下水処理場・し尿処理場という異なる現場で働く3人が、入社の決め手や現場で感じた責任ややりがい、そしてこれからの自分について語り合いました。地域に根ざしながら確かな技術を身につけていく若手フィールドエンジニアたちのリアルな声をお届けします。
Member
新潟県 浄水場/出身:薬学系大学 大学院 応用生命科学研究科
M・M
2018年新卒入社
新潟県内にある浄水場に勤務し、中央監視や水質管理を担当。河やダムから取水した原水を、安全な水道水として地域社会や各家庭で届ける工程に携わっている。
埼玉県 し尿処理場/出身:総合高校 総合学科
T・O
2021年新卒入社
埼玉県内のし尿処理場に勤務し、水質管理や設備保全を担当。家庭や事業所から収集されたし尿や浄化槽汚泥を浄化する重要な仕事を担っている。
岩手県 下水処理場/出身:工業高等専門学校 未来創造工業科 化学バイオ系コース
F・T
2023年新卒入社
岩手県内の下水処理場に勤務し、中央監視、機械・電気点検、中継ポンプ場点検等を担当。家庭や工場から流れてきた汚水を微生物や必要に応じた薬品処理で浄化し、川や海に安全に戻すことで地域の水環境を守る業務にあたっている。〈勤務地・業務内容は取材時のものとなります。〉
水の仕事との出会い——それぞれの“入社の理由”

― 水ingAMには、どんなきっかけで入社しましたか?
M・M
研究室が環境工学系で、水処理の研究をしている先輩もたくさんいました。話を聞いていくうちに水の仕事って面白そうだなと思い始めました。同じ研究室の先輩も入社していたことも、興味を持つきっかけとなりました。
T・O
高校の先生から「勉強しながら働ける職場があるよ」と紹介されたのが水ingAMでした。入社時には専門知識がなくても、入社後に学んだことが仕事に直結する点に魅力を感じました。また、水インフラの仕事は表立って目立たないけれど、地域にとって欠かせない存在であるところにかっこよさを感じました。
F・T
私は高専で化学や生物を学んでおり、漠然と環境の仕事をしたいと思っていました。就活中に今働いている下水処理場を見学させてもらったのですが、とても和やかな雰囲気で、ここなら働きやすそうだなと感じたことが決め手でした。
最初はみんな不安だった。現場デビューのリアル

― 入社当時の気持ちを教えてください
T・O
私はほぼゼロからのスタートだったので、最初はすごく不安でした。先輩の言う専門用語がわからず、頭がパンクしていた時期もあります。日々知識を整理しながら学んでいくうちにわかることが増え、不安は自然と消えていきました。
F・T
私の所属する下水処理場の管理事務所はとても広く、点検項目も多いです。最初は1日で回れるのかなと不安でした。効率的に業務を進めることに難しさも感じましたが、先輩のやり方を吸収し徐々に手際よく進められるようになりました。
M・M
私はビビりなので(笑)、監視モニターや機器の警報が鳴る度に心臓がバクバクしていました。電話対応も緊張してしまって…。でも、先輩も所長も本当に優しく教えてくれて、すごくありがたかったです。おかげで徐々に落ち着いて対応できるようになりました。
生活インフラを支えるということ——3人が感じた仕事の重み

― 「自分の仕事が人の生活につながっている」と感じたのはどんな場面でしたか?
M・M
入社した4月は雪解けや大雨で水質が大きく変わる時期でした。水質を見ながら水処理に必要な薬品の注入量を調整するのですが、処理を間違えると水質が保てず断水につながると教えられ、生活の根幹を支える仕事なのだと強く感じました。
F・T
わかります。大雨のあとは流れてくる水の質がガラッと変わったり、処理が追いつかなかったりすることもありますよね。私はまだ入社して日が浅いですが、こういうときにはどう運転すべきかを考える場面が増えてきました。生活への影響の大きさを実感しているところです。
T・O
私たちの仕事は働く施設は異なっても、地域の生活に密着した仕事という点は共通しています。安定した排水処理を行うこと自体が私たちの生活を支えることだと思いますね。家庭や工場から出る水をきちんと処理しなければ、環境や健康に悪影響が出てしまいます。ふとした時に気づく、「縁の下の力持ち」の役割にやりがいを感じます。
質問できる、任せてもらえる——水ingAMの働きやすさ

― 現場の雰囲気や、コミュニケーションについて感じていることは?
F・T
選考中に現場見学をしたのですが、そのときから質問しやすい雰囲気を感じていました。実際に働いてみても、やってみたいことを相談すると今すぐではなくても形にしようと周囲から支援してくれます。どんなことでも臆せず相談できる空気があるため、積極的な発言や行動ができるようになりました。
M・M
今の管理事務所は女性が私一人ですが、仕事は男女関係ありません。とはいえ重いものを持つときは自然に手伝ってくれるなど気遣いのある職場で、そうした雰囲気があるからこそ小さなことでも相談しやすい環境だと感じています。
T・O
私の管理事務所も、意見を言いやすい雰囲気があります。新人のときはわからないことだらけでしたが、先輩たちが本当に丁寧に教えてくれて、一つひとつ知識や技術を覚えることができました。
知識がつながっていく実感——「できた」が積み重なるやりがい

― フィールドエンジニアの面白さややりがいはどんなところですか?
M・M
大雨や大雪で水質が急に変わったとき、薬品の注入量を調整して処理が安定したときは嬉しいですし、やりがいを感じます。また、私は停電で浄水場の自家発電が回らないというトラブルに見舞われたことがありました。緊急時こそ初期対応が命。モニターや計器を見ながら必要なことをすばやく行い仲間と協力しながら対応しました。駆け付けてくださったお客様にもきちんと説明でき、大きな問題になることはなく安心したのを覚えています。とても達成感がありましたね。
T・O
達成感という点でいうと、私の場合はわからなかったことがわかったり、できなかったことができたりしたときに達成感を感じます。たとえば、機械の不具合の原因を自分で考え分解する。実際に自分があたりを付けた部品を交換し、規定通りの動きをしたときはすごく嬉しいです。小さな達成感の積み重ねがこの仕事のやりがいにつながっていると思います。
F・T
私は、日常点検や中央監視を続けていく中で、数値や設備の動きのつながりを理解できたときに面白いなと思います。一つひとつの業務を点ではなく線で考えられるようになると、成長を感じられて嬉しいですね。
仕事も趣味も大切にできる——3人が語る両立のしやすさ

― 働きやすさや、プライベートとの両立についてどう感じていますか?
F・T
水インフラの仕事なので24時間交代制で働きますが、休みは調整しやすいですし、残業もほとんどありません。普段は家でゲームをしたり、地域の伝統芸能の活動に参加したりしています。プライベートの時間をしっかり確保できているのは働きやすいと感じるポイントですね。
M・M
私は夜勤やシフト制の休みがあることが自分に合っていると感じています。好きなアーティストのライブで県外にも行くことも多いので、休みが取りやすいのはすごくありがたいです。プライベートの楽しみが仕事の活力になっていますね。
T・O
私も同じで、休みはちゃんと取れますし残業もほとんどないため、仕事とプライベートのバランスはとてもいいと感じています。※勤務体制は、各現場によって異なります。
5年後、どんなエンジニアに?3人が描く未来

― 5年後、どんなエンジニアになっていたいですか?
F・T
私はまだ1つの現場しか経験していないので、ほかの現場も経験してみたいですね。その中で、知識やスキルを幅広く身につけて、上司や先輩に仕事を任せられるような安心感のあるフィールドエンジニアを目指したいです。
M・M
私はこれまで中央監視業務がメインで、機械の維持管理はほとんどやっていないので、今後は電気や機械の知識も増やし、業務の幅を広げていきたいです。
T・O
私はMさんとは逆で中央監視業務をやったことがないので、今後は処理場全体を見渡す力を身につけたいですね。いろんな経験を積んで、広く・深く、みんなに頼られるよう存在になりたいです。
3人から応募者へのメッセージ

学校で学んだ内容がフィールドエンジニアの業務と近くても近くなくても、先輩たちが一つひとつ丁寧に教えてくれるので心配はいりません。日々の業務を通じて技術や知識が身についていくので、自分の成長を実感しながら働けるのも魅力です。
インフラを支える仕事は、私たちの生活に直結する責任ある仕事ですが、そのぶん地域の役に立てていると感じられる大きなやりがいがあります。
水や環境に興味がある方、新しいことに挑戦してみたい方は、ぜひフィールドエンジニアの世界をのぞいてみてください。